ランボルギーニ『カウンタック』復活、初の公道走行…780馬力ハイブリッド

6.5リットルV12+48Vモーターのハイブリッド

上方に開くシザードアはオリジナルモデルから継承

8.4インチのHDMIセンタータッチスクリーン

ランボルギーニ・カウンタック LPI 800-4
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ランボルギーニは1月25日、『カウンタックLPI 800-4』(Lamborghini Countach LPI 800-4)が初めて公道を走行した、と発表した。カウンタックLPI 800-4は、ランボルギーニの名車『カウンタック』の50周年を記念して、世界限定112台を生産する予定で、112台は完売している。

◆6.5リットルV12+48Vモーターのハイブリッド

カウンタックLPI 800-4のパワートレインは、ブランド初のハイブリッドスーパーカーの『シアンFKP 37』譲りだ。6.5リットルV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力780hp/8500rpm、最大トルク73.4kgm/6750rpmを発生する。

48Vのモーターは、7速「ISR」トランスミッションに組み込まれ、最大出力34hpを発生する。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、814hpのパワーを引き出す。乾燥重量は1595kg。0~100km/h加速2.8秒、0~200km/h加速8.6秒、最高速355km/hのパフォーマンスを可能にする。

電気エネルギーの蓄電には、リチウムイオン電池ではなく、スーパーキャパシタを使用する。『アヴェンタドール』で最初に実用化されたスーパーキャパシタだが、カウンタックLPI 800-4では10倍の電力を蓄電できる設計とした。ランボルギーニによると、同じ重量のリチウムイオンバッテリーよりも出力は3倍強力という。スーパーキャパシタは、コックピットとエンジンの間の隔壁に配置され、前後の重量配分に配慮している。

ランボルギーニ・カウンタック LPI 800-4ランボルギーニ・カウンタック LPI 800-4

◆上方に開くシザーズドアはオリジナルモデルから継承

カウンタックLPI 800-4は、オリジナルのカウンタックに敬意を示したデザインを採用する。オリジナルのカウンタックが持つ独創的なコンセプトは、何世代にも渡って、スーパーカーにインスピレーションを与えてきたという。そのコンセプトが、カウンタックLPI 800-4にも反映されている。ピュアなボディライン、V12縦置きミッドシップエンジン、オリジナルのカウンタックで初採用された上方に開くシザードアが、カウンタックLPI 800-4にも導入された。

ランボルギーニは、カウンタックLPI 800-4に、独特の「カウンタックフェイス」を与えた。長くて低い長方形のグリルとヘッドライトを備えたフロントボンネットの明確なラインと、六角形をテーマにしたホイールアーチからインスピレーションを得ている。急傾斜したキャビンには、オリジナルのカウンタックを彷彿とさせる直線を採用し、パワフルでクリーンな前後のラインに近づけた。リアウィングは未装備で、エアスクープをショルダー部分に組み込む。「NACA」エアインテークは、ボディサイドとドアに装備された。ルーフからリアへと貫く「ペリスコピオライン」は、上から見た場合、リアに向かって浮かんでいるように見えるという。

リアは、独特の逆ウェッジデザインが特長だ。リアバンパーは、より低く滑らかなラインを持ち、「ヘキサゴニータ」デザインが3分割のテールライトを形成する。カーボンファイバー製のリアディフューザーには、4本のエキゾーストテールパイプを組み込んだ。

ランボルギーニ・カウンタック LPI 800-4ランボルギーニ・カウンタック LPI 800-4

◆8.4インチのHDMIセンタータッチスクリーン

カウンタックLPI 800-4のインテリアは、低く、四角いデザインとした。オリジナルのカウンタックのスタイルを変えることなく、シングルカラー、ツートンカラー、カーボンファイバーなど、独自のカスタマイズバリエーションが選択できる。

8.4インチのHDMIセンタータッチスクリーンを通じて、コネクティビティやApple「CarPlay」などをコントロールできる。また、「Stile」(デザイン)という専用ボタンが装備された。押すと、カウンタックのデザイン哲学が説明される仕掛けだ。

低速域では俊敏性を向上させ、高速域では車両のコントロール性と安定性を高める「ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(LDS)」と、「ランボルギーニ・リアホイール・ステアリング(LRS)」を採用する。LDSシステムは、速度と選択されたドライビングモードに適応し、直接的なステアリングから、より間接的なステアリングに移行する。LRSシステムは、2基の電気機械式アクチュエーターにより、後輪を制御する、としている。

《森脇稔》

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