GRヤリス・GRスープラ・86を鍛え上げる、注目の輸入チューニングパーツ10選

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GRヤリスの開発風景 / ニュルブルクリンク北コース
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人生で一度ぐらい所有してみたい国産スポーツモデルというと、各メーカー数車種しかめぼしいクルマがない…そんなご時世のなか、トヨタは『GRヤリス』、『GRスープラ』、『86』と、スポーツモデルを分厚くラインナップしている。

そこで、このGRヤリス、GRスープラ、86というトヨタのスポーツモデル3台を、さらにレーシーかつパワフルに仕立ててくれるドレスアップパーツとチューニングパーツに大注目。車種ごとのおすすめパーツとともにクローズアップしてみよう。

KW Clubsport 3way…KW車高調キットシリーズの最高峰モデル【GRヤリス】

KW クラブスポーツ 3way【GR ヤリス】KW クラブスポーツ 3way【GR ヤリス】

まずGRヤリスに組み入れたいベストパーツといえば、「KW Clubsport 3way」。ドイツに本社を構え、ニュルブルクリンク北コース(ノルドシュライフェ/全長20.8km)をホームコースとして、さまざまな商品を開発するKW社のサーキットモデルのひとつ。

このClubsport シリーズには、ニュルブルクリンク24時間耐久レースでほぼ半数のチームが採用するというKWのレーシングテクノロジーが存分に投入されている。因みに、2021年のニュルを制し、最多優勝記録を更新したマンタイレーシングのポルシェにもKWサスペンションが装着されている。

とはいえ、100%サーキットに振った製品ではなくストリート性能も考慮されており、平日は街乗りで使い勝手よく、週末にはサーキットで思いっきりスポーツ走行を体感するという、ヨーロッパのクルマ文化に根付く「Clubsport」スタイルを体現したラインナップとなっている。

KW クラブスポーツ 3way【GR ヤリス】KW クラブスポーツ 3way【GR ヤリス】

このKW市販用モデル最高峰のポジショニングにあるClubsport 3wayは、その名の通り減衰力の調整が伸び側/縮み側ハイスピード/縮み側ロースピードの3つが独立して調整できる高性能モデル。

また、フロントにはキャンバー調整も可能なトップマウントが搭載され、ダンパーだけではなくアライメントでのセッティングも可能にしている。

さらに、街乗り用・サーキット用の推奨値をもとに、車両の仕様やドライビングスタイル、走るステージ、コース特性などにあわせ、きめ細かく調整できる、ベストなサスペンションキットといえる。

その高い完成度はお墨付き。KWドイツ本社の「セブンポスト・リグ」を活かし、レーシングカー開発と同等の環境で徹底的にデータを収集、実走セッティングに落とし込むことで、世界が認める完成度へと達している。

KW Version-3…ブローオフ機能で接地性や安定性、乗り心地が向上【GRヤリス】

KW バージョン3【GR ヤリス】※画像は他車種用同モデルKW バージョン3【GR ヤリス】※画像は他車種用同モデル

KWのもう1つの注目製品が「KW Version-3」。Clubsportではサーキットユースがメインだが、Version-3ではストリートを中心としたスポーツ性能を高める目的で開発が進められた。WRCのベース車両にもなっているGRヤリスは、純正だと足回りの硬さが気になる方もいるだろう。そんなユーザーにこそ、様々なステージに対応できる靭やかさと扱いやすさを両立した「Version-3」がおすすめだ。

このKW Version-3は、伸び側16段、縮み側12段階が独立して調整でき、ストリートからワインディングまで幅広く対応可能。

KW バージョン3【GR ヤリス】※画像は他車種用同モデルKW バージョン3【GR ヤリス】※画像は他車種用同モデル

注目は、縮み側減衰調整バルブ「TVC-A」に搭載されるブローオフ機能。同機能は、ダンパーへの強い入力に対し、オイルの流量を瞬間的に調整し、接地性や安定性、乗り心地の向上に大きく貢献する。

美しい輝きのステンレスケースも特徴のひとつで、錆や腐食によるスプリングシートの固着を防ぎ、ダンパー自体に高い耐久性を持たせている。また、加工技術も高く、溶接の美しさや部品ひとつ一つをみても、その品質の高さを実感するはずだ。

GRヤリス用Version-3は、2021年6月現在すでに開発は終了しており、絶賛予約受付中。興味のある方は、 KW AUTOMOTIVE JAPANまでお問い合わせを!

Brembo GT-S KIT…制動力・耐熱性・放熱性・コントロール性をアップ【GRヤリス】

Brembo GT-S kit【GR ヤリス】

次にGRヤリスに組み入れたいのが、走る・曲がる・止まるの、止まる。ブレーキを強化。自動車用ディスクブレーキ技術分野で世界中が信頼を寄せるのが、ブレンボ(brembo)。

Brembo GT-S KITは、モノブロックキャリパー+2ピースローターという基本設計はGT-Kitと同じとしながら、キャリパーはハードアルマイト+レーシングロゴ仕上げに変更。

キャリパー内部もアルミ鍛造ピストン、ピストンキャップ+インナーダストシール化など、徹底した熱対策が施されている。また、ブレーキローターは同社レース部門でも広く用いられる、LR専用の「タイプ3」と呼ばれるマルチスリットを採用。パッドはサーキット用の「RB170」を装備し、さらにストリート用パッドも付属している。

このBrembo GT-S KIT (F:6Pot/355×32、R:4Pot/345×28)は、GRヤリスの標準ブレーキ(F:4Pot/355×28、R:2Pot/297×18)に対し、ピストン数やローター径、厚みなどを変更し、制動力はもちろん、耐熱・放熱性、コントロール性も格段に向上させている。

【KW, Brembo】GRヤリスのパーツ一覧はこちら

KW DDC PLUG&PLAY…純正電子制御サスの配線を差し替えるだけ【GRスープラ】

GRスープラ GT4 / ニュルブルクリンク北コースGRスープラ GT4 / ニュルブルクリンク北コース

続いてトヨタの人気スポーツモデルといえば、GRスープラ。このGRスープラでまず組み入れたいのが、「KW DDC PLUG&PLAY」。GRスープラ用サスペンションといえば、まず思い浮かぶのがニュル24時間プロトタイプカー(のちの市販GT4レースカー)に採用されたという経緯。

KW DDC プラグ&プレイ【GR スープラ】KW DDC プラグ&プレイ【GR スープラ】

この折り紙付きの実力者が新たにラインナップした「KW DDC PLUG&PLAY」は、車内からボタン一つで減衰力調整を可能にする。その名の通り、純正電子制御サスの配線を差し替えるだけでその機能が使えるよう、KWサスペンションに電子制御機能を搭載したKWのハイテクモデルだ。

同シリーズはメルセデスやアウディ、フォルクスワーゲンのほか、GRスープラを共同開発したBMW用も用意。ダウン量・調整幅を確保しながらKWの乗り味を楽しむことができ、室内からワンタッチで好みのモードに変更すれば、すぐにサスペンションにも適用される贅沢なモデルといえる。

AKRAPOVIC SLIP-ON LINE…サウンドとディティールの美【GRスープラ】

Akrapovic スリップオンライン【GR スープラ】Akrapovic スリップオンライン【GR スープラ】

ヨーロッパ最大級のエキゾーストメーカー、アクラポヴィッチ(AKRAPOVIC)のプロダクトは、KWと同じくニュル24時間に参戦したGRスープラをはじめ、世界各国で活躍する市販GT4レースカーにも採用されている。

もともと2輪用エキゾーストメーカーとしてその名を馳せた同社は、10数年前に4輪の世界に参入。そのプロダクトは、市販車はもちろん、DTMやWECといったカテゴリのレースカーにも採用されている。

アクラポィッチブランドの最大の特徴は、自社開発のチタン素材と加工技術、そしてそれらが織りなすサウンド。車種・部位ごとに最適な肉厚を計算し、溶接は最低限に抑えるため、チタンを曲げる・鋳造する技術を自社で独自に開発。

パワーアップ、トルクアップ、軽量化はもちろん、高い精度やサウンドにもこだわってテストを繰り返し、心地よい官能的なサウンドを奏でることで世界中が注目する。

Akrapovic スリップオンライン【GR スープラ】AKRAPOVIC スリップオンライン【GR スープラ】

また、2輪の世界で求められるエキゾーストそのものの美しいディティールも特長。そのテールエンドは、GRスープラ用だけに採用された特殊処理が施されている。

Brembo GT-BM kit…GTkitをさらに軽量化・高剛性に【GR スープラ】

Brembo GT-BM kit【GR スープラ】Brembo GT-BM kit【GR スープラ】

4D鋳造技術を活かし、従来のGTkitに対しさらに軽量・高剛性に仕上げた「Brembo GT-BM kit」。キャリパー内部のフルードの流路に至るまで見直しを図り、ペダルタッチにまで磨きをかけている。

ローターやブラケットなども車種別の専用設計。補修パーツも充実し、安心して長く使用できる体制も整っている。

キャリパーカラーは5色から選択でき、定番カラーのレッド、イエロー、ブラックのほかに、珍しいホワイトやフルオイエローもラインナップ。機能パーツとしてはもちろん、ホイールからのぞく「ホンモノ」のオーラは、ほかでは出せない魅力のひとつ。

OZ Leggera HLT…純正ボルト対応+専用ハブで手軽にフィッティング【GR スープラ】

OZ Leggera-HLT【GR スープラ】OZ Leggera-HLT【GR スープラ】

イタリア・サンマリノに本社・生産拠点を構えるホイールメーカーOZ(オーゼット)。この「OZ Leggera HLTマットブラック」は、橋本コーポレーションがGRスープラ用にオリジナル設定した限定カラー。

OZ通常ラインアップに設定されないこのカラーは、GRスープラGT4レースカーが標準装着するOZホイールにヒントを得た色。

また、OZの専用取付けキットではなく、純正ボルト対応+専用ハブにすることで、手軽にフィッティングが可能。好みにあわせてスペーサーなどでの調整も幅広く対応する。

OZ Leggera-HLT / Brembo GT-BM kitOZ Leggera-HLT / Brembo GT-BM kit

さらに純正エアセンサーが移植可能で、Brembo GTキットとのマッチングも確認済み。鍛造ホイールに迫る軽量・高剛性を実現するフローフォーミング製法を採用し、GRスープラのスポーティかつ美しいボディラインにマッチするシンプルなデザインに注目を。

【KW, Brembo, OZ, AKRAPOVIC, CSF, FTP】
GRスープラのパーツ一覧はこちら

KW Version-3…ドリキンこと土屋圭市氏の「DK86」もチョイスした人気モデル【86】

KW バージョン3【86】KW バージョン3【86】

そして最後は、現行86に組み入れたいチューニングパーツ3選を。まずは、あらゆる状況に応じてセッティング可能な減衰力2way(伸び側・縮み側)調整式サスペンション「KW Version-3」。

あらゆるサーキットをはじめ、さまざまな路面状況を再現することができる、世界のF1チームなどが採用する「セブンポスト・リグ」を採用し、車種別にベストなダウン量やセッティングを専用設計して製造するKWラインアップで絶大な人気を誇るモデル。

国内ではドリキンこと土屋圭市氏の愛車「DK86」もKW Version-3を組み入れ、ストリートからサーキットまで楽しめる足回りとして、土屋氏も高く評価している。

減衰独立2Way調整は、走るステージやクルマの仕様、コンディションにあわせて柔軟に対応し、“懐の深さ”が特長。スポーツ走行向けのクイックなセットから、長距離ツーリングや同乗者を意識したコンフォートなセットまで対応。こうした高機能サスペンションで、「ジブン好み」のセッティングを見つけるのも楽しい。

ST X…高いコストパフォーマンスを誇るエントリーグレード【86】

ST X【86】ST X【86】

「ST」シリーズは、KWが設計・製造を担当し、同社が培ったノウハウを惜しみなく投入したKWの姉妹ブランド。

そのなかで最もリーズナブルなラインがこの「X」。減衰調整機能はつかないが、KWがセブンポスト・リグで導き出したセットアップを楽しめる。

KWとの大きな違いはダンパーの素材。高価なステンレスケースから、一般的なスチール製に変更することで価格を抑えている。もちろん防錆の表面処理も施され、耐久性をキープ。

高いコストパフォーマンスを誇るエントリーグレードとして、注目したいアイテムのひとつだ。

ST XTA plus3…市販3Wayサスペンションとしては驚異的な低価格【86】

ST XTA Plus3【86】ST XTA Plus3【86】

こちらはこれまでのトップモデル「XTA」よりさらに上級グレードとして投入されたSTシリーズの最新モデル。

KW譲りのバルブテクノロジーを活かしながら、車種ラインナップを絞ることで市販3Wayサスペンションとしては驚異的な低価格を実現。伸び側16段&縮み側(ハイ/ロースピード)各24段で調整できるのも特長。

【KW, ST, Brembo】86のパーツ一覧はこちら

…ということで、ここまで紹介してきた10個の注目アイテムのほか、各車種ごとにラインナップされたブランドアイテムをすべてチェックできるのが、橋本コーポレーションのECサイト「HC MALL」(エイチシーモール)。

今回紹介したサスペンションやブレーキ、エキゾーストのほかに、ホイール、エアロ、補強類、ステアリング、アパレルまで、ありとあらゆるアイテムが6000種以上もチェックでき、オンラインで購入できる。

そして、なんと新型GR86のチューニングパーツも、いち早く開発に着手し、各ブランドで「鋭意開発中」というから、その最新情報も「HC MALL」(エイチシーモール)でチェックしてみよう!

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《レスポンス編集部》

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