マセラティ グラントゥーリズモ 次期型、ブランド初のEVに…プロトタイプの写真

マセラティ・グラントゥーリズモ 次期型のプロトタイプ
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マセラティ(Maserati)は6月11日、次期『グラントゥーリズモ』のプロトタイプ車の写真を公開した。

グラントゥーリズモは2007年春、スイスで開催されたジュネーブモーターショー2017で発表された。4人乗りの2ドアスポーツクーペは、ピニンファリーナが手がけたクラシックなデザインが特長だ。自然吸気のV型8気筒エンジンを搭載し、1947年のマセラティ『A6 1500』の現代的な解釈として、グラントゥーリズモは誕生した。

2009年秋、ドイツで開催されたフランクフルトモーターショー2009では、オープンバージョンの『グランカブリオ』を追加した。その後、グラントゥーリズモとグランカブリオは、数回アップデートを受けた。

グラントゥーリズモとグランカブリオには、フェラーリ製の4.7リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載。最大出力は460ps/7000rpm、最大トルクは53kgm/4750rpmを獲得していた。2007年の発表以来、2万8805台のグラントゥーリズモ、1万1715台のグランカブリオ、合計4万台が全世界で販売されてきた。

2021年内に発表される予定の次期グラントゥーリズモは、次期グランカブリオとともに、マセラティブランド初の100%EVになるモデルだ。正式発表に向けて、プロトタイプによるさまざまな走行条件におけるテストが一般道とサーキットで実施され、走行データの取得が進められている、としている。

《森脇稔》

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