フォルクスワーゲンは12月23日、先代『ゴルフ』がベースのEV、『e-ゴルフ』(Volkswagen e-Golf)の生産を終了した、と発表した。
e-ゴルフは、先代ゴルフをベースにしたEVだ。モーターは最大出力136hp、最大トルク29.6kgmを発生する。動力性能は、0~100km/h加速が9.6秒、最高速が150km/h(リミッター作動)だ。
リチウムイオンバッテリーは、蓄電容量が35.8kWhとした。1回の充電で航続は、230km(WLTP計測モード)の性能を備えている。
フォルクスワーゲンは、このe-ゴルフの生産をドイツ・ドレスデン工場で終了した。e-ゴルフは2017年3月、ドレスデン工場で生産を開始した。累計生産台数は5万0401台に到達している。『ID.3』 など、新世代EV「ID.シリーズ」への橋渡し役を果たした。
フォルクスワーゲンは、e-ゴルフはヨーロッパで最も人気のあるEVの1つで、とくにノルウェーとドイツの顧客に人気がある、としている。