トレードインのハイエンドを標榜するBEWITH(ビーウィズ)の車種別スピーカーキットである「BE-FIT AM」。今回はニーズも多いメルセデスベンツ専用モデルである「BE-FIT AM for Mercedes-Benz」に注目。後期型Cクラスへの取り付け実例を見てその魅力に迫ってみた。
◆メルセデスベンツ Cクラスに
専用スピーカーキットを取り付ける
車種別キットをラインアップするBEWITH(ビーウィズ)の「BE-FIT AM」(ビーフィットエーエム)。高音質スピーカーを車種に合わせて設定し、内装へ加工を施すこと無くスマートな取り付けで高音質化が可能なスピーカーキットだ。キットにはスピーカーに加えて専用アルミダイキャストバッフル、専用フィルター、防振材などがセットされている。今回はメルセデスベンツ『Cクラス』後期型への「BE-FIT AM for Mercedes-Benz」の施工に注目。
デモカーへの取り付けを順に見ていくこととしよう。メルセデス・ベンツ専用キットである「BE-FIT AM for Mercedes-Benz」に含まれる8.8cmのミッドレンジはドアの純正位置に専用のアルミダイキャストバッフルを使って取り付けられている。今回取材したデモカーにはリアスピーカーも取り付けられ、前後すべての座席で最上級のサウンドを楽しめる仕様になっている。純正装着されるウーファーはそのまま利用するが、専用のローパスフィルターを使って「BE-FIT AM」のミッドバスとのつながりを最適化。中低域のつながりの良さ、豊かな低域を同時に実現したシステムとなっているのも特徴だ。
「BE-FIT AM for Mercedes-Benz」に用いられているスピーカーはビーウィズが誇る高音質ユニットである「Reference AM」だ。このスピーカーは振動板にAM(アルミ-マグネシウム)を用いるのが特徴のひとつだ。このAM(アルミ-マグネシウム)は軽量で高剛性、加えて適度な内部損失を持つスピーカーの振動板として理想的なスペックを持つ素材だ。
「Reference AM」の高音質ユニットの採用に加えてアルミバッフルやフィルターなどに高音質パーツを投入した「BE-FIT AM for Mercedes-Benz」。トレードインのハイエンドを標榜する「BE-FIT AM」ならではのスマートな取り付け性と高音質を高い次元で両立させたスピーカーキットとなった。メルセデス・ベンツ Cクラス後期型を加工無しに高音質化するこのキット、オーディオの音は良くしたいがクルマは加工したくないと思っていたユーザーも、この機会にオーディオシステムアップの検討してみると良いだろう。《土田康弘》