蓄電池の充放電を最適化---EVの稼働や太陽光発電量などを予測 実証実験を実施へ

出光興産と日本ユニシスは10月29日、建物の電力需要、太陽光発電量、電気自動車(EV)の稼働状態、卸電力市場動向などの予測を基に、EV、蓄電池の充放電制御を最適化する実証試験を、2021年3月から開始すると発表した。

実証試験は、出光興産の子会社であるソーラーフロンティアの国富工場(宮崎県)で2021年3月1日から2021年12月31日まで実施する。工場の事務所棟の電力需要、ソーラーカーポートの発電量、複数のEVの稼働状態予測などを基に、EVと蓄電池の最適な充放電計画を事前に作成する。

太陽光、EV、蓄電池などの複合制御を行う技術を確立することで、電力需要家のコスト低減や小売電気事業者の調達コスト低減の実現を目指す。試験には、ソーラーフロンティアの事務所棟、業務用EVや蓄電池、EV充放電器、ソーラーカーポートを活用する。

EVと蓄電池の分散型電源の特性を踏まえた複合制御による電力のピークカットや、EV稼働状態予測を活用した基本料金超過抑制、電力のピークシフトを実施する。小売電気事業者の調達コスト削減に向けた日本卸電力取引所(JEPX)価格予測に基づく充放電制御や、ワークプレイスチャージング、災害時BCP対応なども実施する。

《レスポンス編集部》

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