ルノー、将来の メガーヌ 提示…EVハッチバックコンセプトを発表

ルノー日産三菱アライアンスが設計した新世代EV車台

ダイナミックなハッチバックデザイン

スリムで滑らかな「LIVINGSCREEN」インストルメントパネル

モーターは最大出力217hp

ルノー・メガーヌ eビジョン
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ルノーグループは10月15日、フランスで開幕したデジタルイベント、「ルノー eWays」において、ルノーブランドのEVコンセプトカー、『メガーヌeビジョン』(Renault Megane eVision)をデジタルワールドプレミアした。

ルノー eWaysでは、10月15~23日の9日間にわたって、専門家、パートナー、一般ユーザーとともに、モビリティ、都市、テクノロジーの未来を探求し、EVに関する議論を行う。期間中、多くの記者会見や基調講演が予定されている。

ルノーグループは、このルノーeWaysにおいて、ルノーブランドのEVコンセプトカー、メガーヌeビジョンを初公開した。EV専用の新開発「CMF-EV」プラットフォームをベースに、ルノーの将来のEVハッチバックを提案している。

ルノー日産三菱アライアンスが設計した新世代EV車台

CMF-EVは新世代のモジュラーEVプラットフォームだ。この新しいプラットフォームは、ルノー日産三菱アライアンスによって設計され、フランスと日本で300万km以上にわたるテストを続けている。CMF-EVプラットフォームは、全高の低いサルーンから大型SUVまで、複数のボディタイプに対応し、さまざまな容量のモジュラーバッテリーを垂直方向と水平方向に取り付けることができる。

CMF-EVプラットフォームでは、フラットなフロアを実現する。排気システムやトランスミッションがないため、インテリアの実用性とモジュール性が向上し、より用途の広いキャビンのためのスペースが確保されている。

CMF-EVプラットフォームでは、最大2770mmのホイールベースを取ることができ、より大容量のバッテリーと、より長い航続を備えたEVを実現する。車両の床下に搭載されたスリムなバッテリーは、低重心を可能にする。新設計のバッテリーは車両の構造として機能し、側面衝突の場合には、衝撃を吸収する効果を発揮するという。

バッテリーのサイズは、ボディタイプによって変更できる。たとえば、コンパクトカーは、航続の拡大とエネルギー効率の向上による高効率を維持しながら、バッテリーをコンパクトにすることが可能だ。

ダイナミックなハッチバックデザイン

メガーヌeビジョンは、シティカー、SUV、クーペにインスパイアされたデザインを組み合わせたダイナミックなハッチバックだ。このハッチバックボディには、現行のEV向けとしては最もスリムなバッテリーを搭載する。ボディサイズは、全長4210mm、全幅 1800mm、全高1505mm、ホイールベース2700mmとした。

エクステリアのデザインには、洗練された空力機能を備えたコンセプトカー、『モルフォス』のモチーフを取り入れ、柔らかく流れるようなボディラインに、正確なディテールを組み合わせている。大型の20インチホイールにコンチネンタルの245/40ZR20タイヤ、頑丈なデザインはSUVを彷彿とさせる。短いオーバーハングと長いホイールベースは、スポーティなスポイラーとアルミ製ディフューザーによって引き立てられたコンパクトな外観を強調している。

フロントマスクは、バンパーの下部にある吸気口が特長だ。スリムで鮮やかなLEDマトリックスヘッドライトが装備されている。中央には、ルノーのエンブレムが照らし出され、電気モーターの存在を強調した。透明な充電ソケットには、バッテリーの充電レベルが表示される。

コンセプトカーのモルフォスに着想を得て、フロントエンドの下部と車両の側面に、滑らかなフラッシュグリルが装着された。フロントバンパーの下部にあるエアスクープはエアカーテンの機能を持ち、ホイールアーチ周囲の空気の流れを最適化する。

スリムで滑らかな「LIVINGSCREEN」インストルメントパネル

リアでは、中央にルノーのロゴを配したライトストリップが車両の全幅いっぱいに配され、強い存在感を主張する。最新のLEDテクノロジーが、きらめく効果を生み出している。電動車であることを示す「E-TECH」の「E」のエンブレムは、ルーフと同じゴールドカラーで、1972年のルノーのロゴに見られるような黒い平行線がデザインされた。

ボディカラーは、スレートグレーマットの車体とゴールドのルーフを備えたツートーンカラーで仕上げられた。ゴールドカラーは、フロントバンパーのエアスクープとブレーキキャリパーにも、アクセントとして使用された。

インテリアは、CMF-EVプラットフォームを生かして、広い空間を実現する。フラットなフロアで、フロントとリアのスペースを最大化した。スリムで滑らかな「LIVINGSCREEN」と呼ばれるインストルメントパネルが採用されている。

モーターは最大出力217hp

EVパワートレインの電気モーターは、最大出力217hp、最大トルク30.6kgmを引き出す。車両重量は1650kgで、駆動方式はFFだ。強力なモーターは、0~100km/h加速8秒以下の性能を発揮する。

蓄電容量60kWhのバッテリーは、最大出力130kW でDC急速充電できる。60kWhのバッテリーは長い航続を可能し、空力ボディが効率を大幅に引き上げるという。メガーヌeビジョンは、実用的でコンパクトでありながら、大型で、より高価なEVに期待されるパフォーマンスと航続を実現する、としている。

《森脇稔》

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