株式会社積彩は6月11日、レクサスの次世代コンセプトカー「LS Coupe Concept」のインテリア開発に参画し、光拡散パネルの制作を担当したと発表した。
積彩によると、本プロジェクトはトヨタの北米デザイン拠点であるCalty Design Research, Inc.からの依頼で実現した。積彩は独自の3Dプリント技術とコンピュテーショナルデザインの開発スキルを活かし、CMF(Color, Material, Finish)デザインチームと協力して光拡散パネルを制作した。
レクサス LS Coupe Concept光拡散パネルは、オーバーヘッドコンソール、カップホルダー、ヘッドレストの3箇所に採用された。レクサスのデザインビジョンと積彩の技術を融合し、光と色の新しい体験を目指したという。
制作では、積彩が独自に開発した3色混合3Dプリンティング技術を用いた。3色の異なる透明材料を精緻に混ぜ合わせながら立体的に造形し、従来の塗装や成形では難しい立体的で複雑な色のグラデーションと光の拡散を同時に実現したとしている。
光拡散パネルを3Dプリントで制作
積彩は、3Dプリント技術により再現性を担保しつつ、工程ごとに表情が変わるオーダーメイド制作が可能と説明する。さらに、後加工ではなく製造と同時に色や透明度が実装されるため、光学特性を素材内部から設計できるとしている。
積彩は3Dプリンティングを専門とするデザイン・ファブリケーションスタジオで、コンセプト設計からデザイン、製造までを一貫して手がける。今後も、ハイエンドな産業で光のディフューズパネル活用が広がることが期待されるとしている。









