特大荷物の置き場争いを解消…東海道・山陽・九州新幹線に「特大荷物スペースつき座席」 5月20日から

東海道新幹線のN700系車内。
  • 東海道新幹線のN700系車内。
  • 『baggage160』の予約画面。左は駅の指定席券売機、右はインターネット予約(JR九州インターネット予約の場合)での例。インターネット予約はJR東海の「エクスプレス予約」や「スマートEX」、JR西日本の「e5489」にも対応。
  • 『baggage160』の案内用ロゴ。荷物を意味するbaggageの頭文字「b」から取ったロゴには、JR3社のコーポレートカラーを使ったラインを配し、2本線でレール、3社の線で縦・横・高さの3辺をイメージしたという。
  • 『baggage160』開始に向けて、新幹線への荷物持込み新ルールを告知するポスター(左)と「特大荷物スペースつき座席」の利便性を告知するポスター(右)を掲出。いずれも3社共通のもの。
  • ツイッター上でタイムリーにツイートされる『baggage160』情報のイメージ。

JR東海、JR西日本、JR九州の3社は3月10日、東海道・山陽・九州新幹線における「特大荷物スペースつき座席」の利用を5月20日乗車分から開始すると発表した。

「特大荷物」と呼ばれる大型荷物を携行する旅客が増加している新幹線では、最後部座席後方の空きスペースが荷物置場に使われることが多く、いわゆる「早い者勝ち」的な争いになっていることがトラブルを誘発していた。

そこで、この最後部座席を予約した人だけがスペースを利用できるようにするのが、この「特大荷物スペースつき座席」だ。

この座席の利用者が設置できる特大荷物は、縦・横・高さの3辺合計が160cm以上、250cm以内のもので、予約は駅や指定席券売機、3社のインターネット予約サービスで4月20日10時から開始される。

なお、このサービスについては「特大荷物の新幹線車内への持ち込みについての新しいルールを多くのお客さまに知っていただくため」として、『baggage160』(バゲッジ ワンシックスティ)という愛称名とそのログマークが定められ、ポスターやツイッターなどでの案内に活用していくとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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