2月14日に発売を控えたホンダの新型コンパクトカー『フィット』。初代からその広い室内空間を武器に、ホンダの主力車種の一つに位置づけられる存在へと成長した。4代目となる今回は、好みが分かれる先代のスパルタンなデザインとは異なり、シンプルで親しみやすいスタイリングを採用した。
目次
- 新型 世界初公開、「心地よさ」を追求…東京モーターショー2019
- 新型、注目はSUVテイストの「クロスター」…東京モーターショー2019[詳細画像]
- 新グレード「FIT NESS」はダジャレ?…東京モーターショー2019[詳細画像]
- これが本命?「HOME」はナチュラル&リラックス…東京モーターショー2019[詳細画像]
- 新型の“ハイ&ロー”は、「LUXE」と「BASIC」…東京モーターショー2019[詳細画像]
- 子供と楽しく洗車ができるホンダ フィット 新型…東京モーターショー2019[インタビュー]
- 【試乗】見た目はプレーンに、走りは「クラスが上がった」…島崎七生人
- 【試乗】明らかにドライビングしやすく、快適になった…松田秀士
新型 世界初公開、「心地よさ」を追求…東京モーターショー2019
ホンダは10月23日、2020年2月発売予定の新型『フィット』を「東京モーターショー2019」にて世界初公開した。
4代目となる新型フィットは広い室内空間や使い勝手のよさはそのままに、グローバルで通用するコンパクトカーのスタンダードを目指して開発。ユーザーの生活に寄り添うような4つの心地よさを具現化するとともに、ライフスタイル・ライフステージに合わせた5つのタイプを用意した。
新型 世界初公開、「心地よさ」を追求…東京モーターショー2019 画像
新型、注目はSUVテイストの「クロスター」…東京モーターショー2019[詳細画像]
ホンダは東京モーターショー2019で、4代目となる新型ホンダ『フィット』を発表。ライフスタイル・ライフステージに合わせた5つのタイプを設定した。注目は、新型『フリード』にも新設定となったばかりのクロスオーバーSUVスタイル「クロスター」だ。
新型フィットは、広い室内空間や使い勝手のよさはそのままに、グローバルで通用するコンパクトカーのスタンダードを目指して開発。「心地よい視界」「座り心地」「乗り心地」「使い心地」の4つを追求した。
新型、注目はSUVテイストの「クロスター」…東京モーターショー2019[詳細画像] 画像
ホンダ フィット 新型「クロスター」(東京モーターショー2019)
新グレード「FIT NESS」はダジャレ?…東京モーターショー2019[詳細画像]
4代目となる新型ホンダ『フィット』は、広い室内空間や使い勝手のよさはそのままに、グローバルで通用するコンパクトカーのスタンダードを目指して開発。ユーザーの生活に寄り添うような4つの心地よさを具現化するとともに、ライフスタイル・ライフステージに合わせた5つのタイプを用意した。
「NESS(ネス)」は、気分が盛り上がるカラーコーディネートとともに、シートとインパネソフトパッドの表皮に撥水性の高い素材を採用。ドライブをよりいっそう楽しめるよう、その名の通り「フィットネス(FITNESS)」スポーツのような、軽快でファッショナブルなタイプとした。
新グレード「FIT NESS」はダジャレ?…東京モーターショー2019[詳細画像] 画像
ホンダ フィット 新型「NESS」(東京モーターショー2019)
これが本命?「HOME」はナチュラル&リラックス…東京モーターショー2019[詳細画像]
ホンダは東京モーターショー2019で、4代目となる新型ホンダ『フィット』を発表。ライフスタイル・ライフステージに合わせた5つのタイプを設定した。「東京モーターショー2019」のステージでメインを飾った「HOME(ホーム)」は、リラックスできるこだわりの空間を目指した。
5つのタイプは、従来のような上下グレード体系ではなく、ライフスタイルや趣味に合わせて選べるカスタマイズのような感覚で設定されている。
これが本命?「HOME」はナチュラル&リラックス…東京モーターショー2019[詳細画像] 画像
新型の“ハイ&ロー”は、「LUXE」と「BASIC」…東京モーターショー2019[詳細画像]
4代目となる新型ホンダ『フィット』は、従来のような上下グレード体系ではなくライフスタイル・ライフステージに合わせて5つのタイプを設定したのが特徴だ。だが、あえて“ハイ&ロー”を並べるとすれば、シンプルさを打ち出した「BASIC(ベーシック)」と、本革&メッキ加飾が上質な「LUXE(リュクス)」となるだろう。
新型の“ハイ&ロー”は、「LUXE」と「BASIC」…東京モーターショー2019[詳細画像] 画像
ホンダ フィット 新型「LUXE」(東京モーターショー2019)
子供と楽しく洗車ができるホンダ フィット 新型…東京モーターショー2019[インタビュー]
東京モーターショー2019ホンダブースで注目を集めていたのは、市販間近の『フィット』新型だろう。そこで開発責任者のこのクルマにかける想いや、デザイナーのこだわりについて話を聞いてみた。
積極的に選ばれるコンパクトカーを目指して
開発責任者の本田技術研究所オートモービルセンター商品企画室LPL主任研究員の田中健樹さんは、従来型フィットの責任者代行を務めており、そのときから「次をやるときのイメージは固めていた」という。具体的には、「先代フィットは燃費世界一を目指した開発手法で、そこで技術を見せつけるぞというイメージ。その結果、実際に世界一をとったが、一方でお客様にそれはちゃんと響いて、感じてもらえたかは、開発中からもやもやしていた」と振り返る。
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【試乗】見た目はプレーンに、走りは「クラスが上がった」…島崎七生人
長いが引用すると「人の用を満たす心地よさと機能性をもちながら、人の心を充足する美しさも宿す、世界で唯一のスモールカー」がコンセプトだそう。累計268万台を販売、ホンダ車最多の183万台の総保有台数(=ホンダ車の2割)を誇る『フィット』が4世代目に進化することとなった。
戦闘態勢的なイメージを払拭し“柴犬”のような存在に
【試乗】見た目はプレーンに、走りは「クラスが上がった」…島崎七生人
【試乗】明らかにドライビングしやすく、快適になった…松田秀士
明らかにドライビングがしやすくなった新型フィット
ステアリングの2本スポークはかつてのポルシェ『911』を思い起こす。とはいえ新型『フィット』のインテリアはとてもすっきりしているうえに暖かい印象。ドラポジを決めて真っ先に感じるのが、これまでとは違って明らかにドライビングがしやすくなっている。ステアリングの角度、テレスコピックの長さ、そしてシートの角度座り心地だ。