メルセデスベンツ GLEクーペ 新型に「AMG 53」、フランクフルトモーターショー2019で発表へ

AMGパナメリカーナグリル

48Vのマイルドハイブリッド

0~100km/h加速5.3秒

メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ クーペ
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メルセデスベンツは、9月10日にドイツで開幕するフランクフルトモーターショー2019(Frankfurt Motor Show)において、新型メルセデスベンツ『GLEクーペ』の高性能車、メルセデスAMG『GLE 53 4MATIC+クーペ』(Mercedes-AMG GLE 53 4MATIC+ Coupe)を初公開すると発表した。

AMGパナメリカーナグリル

ベース車両の新型メルセデスベンツGLEクーペとの外観の大きな違いは、フロントに装着される「AMGパナメリカーナグリル」だ。AMGパナメリカーナグリルは、1952年に行われた伝説的レース、「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」において、優勝を果たした『300SL』のレーシングカーに由来するもの。縦基調のグリルデザインが特長だ。この他、内外装にはメルセデスAMGらしいスポーティな演出が施されている。

メルセデスAMGは、上級車種を中心に、「43」と「63」シリーズを展開している。GLE 53 4MATIC+クーペは、43と63の間に位置する「53」シリーズの最新モデルとなる。最高峰の63シリーズとの違いは、パワートレインがマイルドハイブリッドという点だ。

48Vのマイルドハイブリッド

53シリーズは、直列6気筒ガソリンターボエンジン、「ISG」(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、48V電気システム、電動スーパーチャージャーを組み合わせる。メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ クーペ

加速時には、モーターによる駆動アシストや電動スーパーチャージャーによる過給を行い、変速を素早く行うためにモーターを制御するなど、電気システムをハイパフォーマンスモデルのさらなる性能向上に積極的に利用する。直列6気筒エンジンとこれらの新システムの組み合わせにより、大排気量の自然吸気エンジンのようなスムーズでリニアな加速感や、高回転域までの伸びやかな回転フィールを楽しむことができるという。

ISGは、エンジンと9速ATの「9Gトロニック」の間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。このモーターと48V電気システムにより、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、リチウムイオンバッテリーに畜電する。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と、力強い加速を実現した。48Vまで高められた電気システムにより、動力のアシストに充分な出力を得ることができる一方、60Vを下回る電圧としたことで、専用の乗員保護機構は不要となる。メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ クーペ

また、スターターを従来よりも高出力な電気モーターとすることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジン始動やアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上させた。アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性および静粛性に貢献する。

さらに、このモーターはシフトチェンジ時にも使用され、エンジンが理想的回転数に達するまでの時間を最小限に抑えるためのアシストも行う。これにより、シフトチェンジに必要な時間が短縮され、スムーズでタイムラグの少ないシフトチェンジを可能にした。メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ クーペ

0~100km/h加速5.3秒

直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力435hp/6100rpm、最大トルク53kgm/1800~5800rpmを発生する。ブースト時には、モーターが最大で22hpのパワーと25.5kgmのトルクを瞬時に引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。可変トルク配分を行うパフォーマンス志向の四輪駆動システム、「AMG 4MATIC+」を採用した。動力性能は、0~100km/h加速が5.3秒、最高速が250km/h(リミッター作動)だ。

この48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載するGLE 53 4MATIC+クーペは、NEDC(新欧州サイクル)計測による欧州複合モード燃費が10.75km/リットル、CO2排出量が212g/kmと公表されている。

《森脇稔》

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