テスラが電動コンパクトSUV、『モデルY』発表…航続483kmは電動SUV最長

モデル3やモデルXとの関連性を感じさせるデザイン

大型の15インチディスプレイモニターにインフォテインメントなどの機能を集約

トップグレードは0~96km/h加速3.5秒、最高速241km/h

テスラ・モデルY
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テスラは3月14日(日本時間3月15日)、新型EVの『モデルY』(Tesla Model Y)を米国カリフォルニア州ロサンゼルスのデザインスタジオで初公開した。

モデルYは、『ロードスター』、『モデルS』、『モデルX』、『モデル3』に続くテスラのEVだ。モデル3の車台をベースにしたコンパクトな電動SUVになる。テスラはこのモデルYの量産を、2020年内に開始する予定だ。モデル3の販売好調で勢いに乗るテスラが、主力の米国市場で量販が見込まれる小型の電動SUV市場に参入する。

モデル3やモデルXとの関連性を感じさせるデザイン

モデルYのデザインは、車台を共用するモデル3と共通イメージ。前後マスクは、モデル3のモチーフを色濃く受け継いでいる。一方、モデル3よりも背の高いデザインを採用。これは、上級の『モデルX』を思わせるデザインだ。ただし、モデルYには、モデルXのようなガルウイングドアは採用されず、リアドアは一般的なヒンジ式となる。ホイールは18インチまたは19インチで、トップグレードは20インチとなる。

大型の15インチディスプレイモニターにインフォテインメントなどの機能を集約

インテリアは、モデルS同様、非常にシンプルなデザインとした。ダッシュボードには、3本スポークのステアリングホイールと大型の15インチのディスプレイモニターが装備されるのみ。この大型15インチディスプレイモニターに、ナビゲーションなどのインフォテインメント、バッテリーの残容量や充電状況などを表示する。インターネットへの接続も可能。部分的な自動運転機能の「オートパイロット」などの設定も、このディスプレイモニターで行う。センターコンソールの収納には、USBポート4個と2個のスマートフォンが接続できるコネクターが備わる。

また、フロントシートは12方向に電動調整でき、ヒーター機能が付く。後席は3座席を独立して折り畳むことが可能。乗車定員は5名だが、オプションでサードシートが選択でき、乗者定員は7名となる。14スピーカーのプレミアムオーディオを標準装備する。リアゲートは低い位置から開口し、荷物の積載性に配慮した。

トップグレードは0~96km/h加速3.5秒、最高速241km/h

モデルYの米国仕様は、複数のグレードを設定する。モデルYのベースグレードの「スタンダードレンジ」は、モーターをリアに1個搭載し、後輪を駆動する。動力性能は0~96km/h加速が5.9秒、最高速は193km/hとなる。バッテリーの蓄電容量はシリーズ最小として、価格を抑えているのが特徴。それでも1回の充電での航続は、最大で230マイル(約370km)を確保している。

モデルYの「ロングレンジRWD」グレードは、ベースグレードと同じく、モーターをリアに1個搭載し、後輪を駆動する。動力性能は0~96km/h加速が5.5秒、最高速は209km/hとなる。バッテリーの蓄電容量はベースグレードよりも大容量化。1回の充電での航続は、最大で300マイル(約483km)に到達する。テスラによると、483kmの航続は、現在市販されている電動SUVで最長という。

モデルYの「ロングレンジAWD」グレードは、モーターを前後に搭載し、4輪を駆動する4WD。動力性能は0~96km/h加速が4.8秒、最高速は217km/hとなる。1回の充電での航続は、最大で280マイル(約450km)とした。

モデルYのトップグレードが、「パフォーマンス」グレードだ。モーターを前後に搭載し、4輪を駆動する4WD。動力性能は0~96km/h加速が3.5秒、最高速は241km/h。1回の充電での航続は、最大で280マイル(約450km)となる。

充電については、最新の「スーパーチャージャー」が利用できる。およそ270km走行分のバッテリー容量を、約15分で充電することを可能にしている。

《森脇稔》

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