アウディ(Audi)は9月17日、ブランド初の市販EV、アウディ『e-tron』(Audi e-tron)に、アマゾン(Amazon)のAI(人工知能)ベースの音声認識サービス「アレクサ」(Alexa)を車載化すると発表した。アレクサは、アマゾンのAIベースの音声アシスタントサービス。アレクサに呼びかけるだけで、走行中にドライバーが音声でエンターテインメントをコントロールしたり、ニュースを入手したり、ショッピングリストにアイテムを追加したり、スマートホームサービスを利用したりすることができる。アウディはこのアレクサを、e-tronの「MMI」(マルチ・メディア・インターフェース)システムに統合。ドライバーはスマートフォンのアプリを使用したり、スマートフォンと車両を接続したりすることなく、アレクサを車内で利用できる。アマゾンのアカウントに車両をリンク。「アレクサ」と呼びかけるだけで、音声認識サービスが起動できる。MMIシステムのLTEモバイルデータモジュールは、バックエンドを介して接続を確立。データベース管理システムに対する処理要求を、アマゾンのサーバーに送信する。要求された情報は、車のオーディオシステムを通して、再生される。アウディe-tronでは、アレクサのスマートホーム機能も利用可能。車内から自宅のドアをロックしたり、照明を消したり、ガレージのドアを閉めることができる、としている。
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