各ライダーの1回目の予選セッションが終了した時点でのトップはNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/アレックス・ローズ/マイケル・ファン・デル・マーク)で平均タイム2分6秒967。それにNo.11 Kawasaki Team GREEN(渡辺一馬/ジョナサン・レイ/レオン・ハスラム)が0.129秒の僅差で2番手につけた。
2回目の予選セッションではNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMのブルーライダー中須賀克行がタイムを更新。それに対しNo.11 Kawasaki Team GREENの渡辺一馬はタイムを更新できず、その差は広がる結果になった。しかし、台風の影響でトップ10トライアルの開催自体が心配される中、この予選でトップを目指すNo.11 Kawasaki Team GREENのイエローライダー、ジョナサン・レイがニュータイヤを履いて驚異の走りを披露。これまでの鈴鹿8耐最速タイムである2分6秒000を大幅に更新する2分5秒168を記録してトップに浮上し、さらにはレッドライダーのレオン・ハスラムもタイムを更新して、予選をトップで通過した。
2番手はNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM。3番手は10年ぶりとなるホンダワークスチーム、No.33 Red Bull Honda with 日本郵便(高橋巧/中上貴晶/パトリック・ジェイコブセン)。以下No.12 ヨシムラ スズキ MOTUL(津田拓也/シルバン・ギュントーリ/ブラッドリー・レイ)、No.634 MuSASHi RT HARC-PRO.Honda(ドミニク・エガータ/水野涼/ランディ・デュ・プニエ)と、8耐強豪チームが上位につけた。
27日には決勝レースを見据えた夜間走行も行われ、こちらはNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMがトップタイムを記録した。