フォルクスワーゲングループは7月9日、中国のJAC(安徽江淮汽車)、セアトの3社で、EV、コネクティビティ、自動運転技術を開発するR&Dセンターを共同設立すると発表した。
JACは、中国安徽省に本社を置く乗用車および商用車メーカー。主に重、中、軽トラック、多機能商用車、SUV、セダン、バス、シャシー、トランスミッション、エンジン、アクスルユニットなどの主要コンポーネントを手がける。JACは2つの自動車ブランドを擁する。
フォルクスワーゲングループは、第一汽車(FAW)、上海汽車(SAIC)に続く第3の中国合弁パートナーとして、JACと提携し、JACフォルクスワーゲンを設立。電動車攻勢に乗り出す計画。2020年までに中国市場において、40万台のEVを販売。2025年までに、150万台のEVを中国市場に供給することを目指す。
フォルクスワーゲングループとJAC、セアトの3社は、EV、コネクティビティ、自動運転技術を開発するR&Dセンターを2021年までに共同設立する予定。中国および世界の全セグメントにおいて、より広い選択肢を顧客に提供するために、3社の技術的リソースに基づいて競争力のあるEVプラットフォームを共同開発する、としている。