パナソニックは CEATEC JAPAN 2017 に出展し、3D LIDARの試作品を展示した。
このところ参入が相次いでいる3D LIDARだが、パナソニックがここにきて参入したのはなぜか。「もともと当社は光ディスクドライブを手掛けており、その時に得られたレーザー、モーター、ミラーに関する知見がありました。それらの要素技術を活かせると考え、3D LIDARを開発したものです」と担当者は説明する。当時の光ディスクドライブのエンジニアも、いまは3D LIDARの開発に携わっているそうだ。
車載向けに関しては、「いまのところはフレームレートが低い(10フレーム秒)ので、産業用として開発しています。低速の自律移動ロボットや、監視用としての利用を想定しています」とのことだ。
CEATEC JAPAN 2017 は6日まで、千葉市の幕張メッセにて開催中だ。