BMWグループは7月11日、世界最高峰のEVレース、「FIAフォーミュラE選手権」に、2018~2019年シーズンから、公式メーカーとして参戦すると発表した。
今回の発表は、BMWグループのモータースポーツ戦略の再編の一環。BMWグループのフォーミュラEプロジェクトでは、BMW iNEXTと新しい電動パワートレインを搭載した次世代のBMW iモデルの開発に役立てていく。
BMWグループは、マイケル・アンドレッティ氏が率いるアンドレッティ・フォーミュラEチームに参加。同チームのフォーミュラEマシンには、完全に新開発されたBMW電動ドライブトレインを搭載する。
BMWグループのHildegard Wortmann上級副社長は、「フォーミュラEとBMW iは、お互いに非常によく合う。フォーミュラEは、まったく新しい種類のモータースポーツであり、我々は楽しんでレースをするだろう」とコメント。
アンドレッティ・オートスポーツのマイケル・アンドレッティCEOは、「BMW iとのパートナーシップを拡大し、シーズン5からBMWのフォーミュラEワークスチームとして活躍できることを、うれしく思う」と述べている。