【ロサンゼルスモーターショー16】ジャガーのEV、I-PACE …スーパーカーフォルムのSUV

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英国の高級車メーカー、ジャガーカーズが11月16日(日本時間11月17日未明)、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー16で初公開した『I-PACE』。内外装にも、意欲的な試みを取り入れたEVコンセプトカーだ。

I-PACEは、ジャガー初のEV。次世代のクロスオーバー車を提案したコンセプトカーとなる。市販が前提となっており、2017年に発表し、2018年に発売される予定。

I-PACEは、スーパーカーの外観、スポーツカーのパフォーマンス、そしてSUVのスペースを備えたEVを目指して開発。この目標を達成するために、ジャガーのエンジニアリングチームとデザインチームは、既存概念を打ち破り、ドラマチックなデザインとマッチするEVのアーキテクチャーを独自に構築した。

インテリアは、美しい高級素材と細部へのこだわりをもって仕上げられた。開放的なパノラミックガラスルーフから、スポーティかつ美しい仕上がりのシートまで、あらゆる特徴に英国のクラフトマンシップを反映する。

デジタルクラフトマンシップにおいても同様。2つのタッチスクリーンを備えた室内では、いつ、どこにいても必要な情報を得られるよう設計された。ジャガーによると、ドライバーが注意散漫になるのを最小限に抑えながら、ドライビングエクスペリエンスをより良いものにしていくという。

ジャガーのデザインを統括するイアン・カラム氏は、「I-PACEは次世代のEVデザインの象徴。ドラマチックで未来的なキャブフォワードデザインの美しいインテリア、ジャガーのDNA、電子技術、そして現代のクラフトマンシップを融合させた」と、自信を示している。

《森脇稔》

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