2016ルマン24時間はスタートから9時間が経過。6号車トヨタが順調にトップを快走している。サルトサーキットは日が暮れナイトセッションに突入。6時間を経過したところでトップに立った6号車トヨタ。ファステストラップの活躍を見せた小林可夢偉からステファン・サラザンに交替。ライバルより1周多い14周スティントを維持していたこともあり、徐々にポルシェ勢との差を広げつつある。一方、今回は追いかける立場となったポルシェ、アウディ陣営はナイトセッションが始まってからトラブルが続出。8時間を迎える直前にアウディは2台ともガレージに戻され、数分の修復作業を敢行。その後30分経たないうちに7号車が再び呼び戻されガレージ内でフロントカバーを開けて作業を行った。いずれも数分で作業を終えコースに復帰している。そして8時間10分を過ぎたところで序盤からトップ争いを演じていた1号車ポルシェがピットイン。当初は通常の作業かと思われたが、すぐにガレージへ。マシンが分解され、長時間にわたる修復作業が行なわれている。各陣営がトラブルを抱える中、トヨタ勢は全くと言って良いほどトラブルがなく順調に周回。8時間30分を経過したところでコース上に止まったマシンと破片回収のためセーフティカーが導入。この先導中にピット作業を行ったため、現在は2号車ポルシェにトップを明け渡しているが、確実にトヨタ向きの流れになり始めている。またLMP2クラスでは平川亮が乗るNo.46ティリエ バイ TDSレーシングがトップを死守。一方、クラス3位を走っていたNo.47KCMGは、7時間を経過したところでミュルサンヌを抜けたところでストップ。電気系のトラブルで当初はリタイアという情報も流れたが、なんとかガレージに戻り修復作業に当たっている。また中野信治が乗り込むNo.34レース・パフォーマンスはクラス21番手を走行している。LM GTE-Proクラスに参戦する澤圭太が乗るNo.61クリアウォーター・レーシングのフェラーリ『458イタリア』はクラス4番手。山岸大が乗るNo.50ラーブル・コンペティションのコルベット『C7-Z06』はクラス5番手を走行している。2016ルマン24時間レース スタート9時間時点:順位1.#2ポルシェ(140周)2.#6トヨタ(+5秒)3.#5トヨタ(+1分19秒)4.#8アウディ(1周遅れ)5.#13レベリオン(1周遅れ)6.#7アウディ(8周遅れ)
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