Moto2ライダーの鈴鹿8耐参戦は、2014年にTeam KAGAYAMA&Verityで、そして2015年はF.C.C. TSR Hondaでのドミニク・エガーターが記憶に新しい。2014年には初めての鈴鹿サーキット、初めてのEWCマシン、初めての世界耐久選手権ながら素晴らしいパフォーマンスを発揮して3位になり、そして2015年には2位という好成績を残している。それだけに、Moto2チャンピオンのザルコが鈴鹿8耐参戦となれば、エガーターよりも上の成績、すなわち優勝が大いに見込まれるのは当然だろう。いずれにせよ今年の鈴鹿8耐では、再びGP旋風が吹き荒れることは間違いなさそうだ。
《佐久間光政》