【ニューヨークモーターショー16】ポルシェ 911 R、米国初公開へ

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ポルシェ 911R
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ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは3月9日、米国で3月23日に開幕するニューヨークモーターショー16において、『911R』を初公開すると発表した。

同車は3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16でワールドプレミアされたばかり。911Rは今から約50年前の1967年、初代『911』に設定された伝説の限定車。各種モータースポーツに参戦するためのホモロゲーションモデルとして開発されたのが、初代911Rだった。そして、多くのレースで勝利。

最新の911Rは、極めて高性能な公道バージョンとして開発。ポルシェ『911』シリーズの自然吸気エンジン搭載の最高峰モデル、『911GT3 RS』からエンジンを移植。4.0リットル水平対向6気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力500hp/8250rpm、最大トルク46.9kgm/6250rpmを引き出す。

車両重量は1370kgと、911GT3 RSよりも50kg軽量化。トランスミッションは911GT3 RS の7速PDKではなく、専用開発の6速MTを採用。この結果、911Rは0-100km/h加速3.8秒、最高速323km/hの優れた性能を達成した。

ジュネーブでのワールドプレミアから1か月を経ずして、ニューヨークで米国初公開を果たす911R。世界限定991台のうちの多くを、主力市場の米国で販売しようという戦略も見え隠れする。ポルシェは、「911Rは生粋かつ妥協のないドライビングマシン」と説明している。

《森脇稔》

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