フランスのスーパーカーメーカー、ブガッティは9月14日夜、ドイツで開催されたフランクフルトモーターショー15のプレビューイベントにおいて、『ビジョン グランツーリスモ』の実車(フルスケールモデル)を初公開した。同車は、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「PlayStation3」用ゲームソフト、『グランツーリスモ6』のコラボプロジェクト、「ビジョン・グランツーリスモ」から誕生した1台。世界的な自動車メーカーやブランドが、グランツーリスモのために車をデザイン。『グランツーリスモ6』内では、バーチャルに走行が楽しめる。ブガッティのビジョン グランツーリスモは、ブガッティが大きな成功を収めた1920-30年代のレースの伝統にインスピレーション。モチーフは、1937年と1939年にル・マン24時間レースで優勝したブガッティ『タイプ57タンク』に求められた。ボディカラーは、1937年に優勝した『タイプ57Gタンク』のクラシックな青ツートン。ビジョン グランツーリスモ車らしく、大型リアウイングなどのエアロパーツが、迫力のフォルムを構築。ブガッティによると、このビジョン グランツーリスモが、将来のブガッティのデザイン言語を示唆しているという。ブガッティの外装デザイン担当、フランク・ヘイル開発部長は、「我々のファンに向けて、本物のブガッティをプレイステーションのバーチャルな世界で再現するために、可能な限りリアルなプロジェクトにしたいと考えた」とコメント。さらに、「全てのデザイン的な個性は、その機能のために定義されている。ブガッティのビジョン グランツーリスモは、エンジニアリングと美のパーフェクトな融合物」と語っている。
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