2日間でおよそ9万7000人が来場した「モータースポーツジャパン2015 フェスティバル イン お台場」。スバルブースには「サンライズイエロー」のボディカラーが目を引く『BRZ tS コンセプト』が展示されていた。
同車は、スバル・テクニカ・インターナショナルが開発を手掛け、2月13~15日にかけて開催された「大阪オートメッセ2015」で初公開されたモデル。1月の「東京オートサロン2015」では展示がなかったため、関東圏に住む多くの人にとって、実車を間近で見られる初の機会となった。
現状ではコンセプトながら、足回りにはフレキシブルタワーバーやフレキシブルドロースティフナー、ビルシュタイン製ダンパーが採用され、上質感のある「強靭でしなやかな走り」を目指して開発が行われた。
エンジンはベース車と同一ながら、STIスポーツマフラーやtS専用チューニングのVDCを採用。駆動系には径を4mm拡大し剛性を高めた大径ドライブシャフトがおごられた。
エクステリアには、ブラックで統一された専用品となるフロントアンダースポイラーやリアスポイラーが装備され、インテリアでは、サイドエアバッグ内蔵のtS専用レカロ製バケットシートを採用。アルカンターラをメイン素材に使い、サイドサポート部には赤色のレザーがあしらわれた。
メーターも専用品で、メーターフードはアルカンターラ仕上げ。インパネやステアリング等には赤のアクセントが入る。