【ルマン24時間 2014】トヨタの商用車、プロエース にキャンパー登場…ジャーナリストの取材基地に

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トヨタ PRO40
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日本人初の中嶋一貴選手のポールポジション獲得で盛り上がる今年のルマン24時間耐久レース。トヨタは今年のルマンに、『TS040 ハイブリッド』とともに、もう1台の新型車を送り込んだ。

新型車といっても、トヨタのルマン参戦をサポートする車両の話。トヨタ『PRO40』が、今年のルマンでデビューを果たした。

このトヨタPRO40、TS040 ハイブリッドにちなんだネーミングだが、ベース車両は、トヨタ『プロエース』。プロエースは、トヨタがフランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンからOEM供給を受け、2013年に欧州市場へ投入した小型商用車。

2012年7月、トヨタ自動車の欧州統括会社、トヨタ モーター ヨーロッパ(TME)とPSAプジョーシトロエンは、欧州でPSAの小型商用車をTMEにOEM供給することで合意。2013年の半ばから、プジョー『エキスパート』とシトロエン『ジャンピー』をベースにした商用バンを、トヨタプロエースとして、PSAがトヨタ モーター ヨーロッパに供給している。

プロエースは前後にトヨタのエンブレムが装着されるほか、バンパーやヘッドライトのデザインも、プジョー エキスパート、シトロエン ジャンピーとは違う。

ルマンでデビューを果たしたトヨタPRO40は、このプロエースをベースに、キャンパーへコンバージョンした特別モデル。室内には、ガスレンジや冷蔵庫、オーブン、テレビ、水道、ベッド、テーブルなどを完備。車体のカラーリングは、TS040 ハイブリッドと共通イメージに仕上げた。今年のルマン24時間耐久レース開催中、ジャーナリストの取材ベース基地として、活躍する。

《森脇稔》

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