ジープ 2車がリコール…クルーズコントロールに意図しない加速の可能性

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新型ジープ チェロキー
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米国の自動車大手、クライスラーグループのジープブランドの主力車種、『グランドチェロキー』と『チェロキー』。両車が世界市場において、リコール(回収・無償修理)を行うことが判明した。

これは6月9日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。クライスラーグループから、ジープ2車に関するリコールの届け出を受けたと公表している。

今回のリコールは、クルーズコントロールの不具合が原因。NHTSAによると、ジープ車に装備されるアダプティブクルーズコントロールが作動中、ドライバーがアクセルペダルを踏むと、ペダルを離しても加速を続ける可能性があるという。

対象になるのは、2014年モデルのグランドチェロキーとチェロキー。同じ不具合が見つかったダッジブランドの『デュランゴ』と合わせて、世界で合計1万0700台をリコールする。

クライスラーグループは、「ブレーキを踏めば、クルーズコントロールは解除される」と、顧客に万一の場合の対処法を説明している。

《森脇稔》

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