米国の自動車大手、フォードモーターは4月20日、中国で開幕した北京モーターショー14において、新型フォード『マスタング』を中国初公開した。新型マスタングは2014年1月、デトロイトモーターショー14でモーターショーデビュー。新型の特徴が、グローバルモデルへの進化だ。いままでマスタングが投入されていなかった欧州をはじめ、グローバル市場に拡大展開が図られる。4月20日に開幕した北京モーターショー14では、新型マスタングが中国初公開を飾った。2014年の干支は「午」(うま)であり、マスタングはポニー(小型馬)に由来することから、中国でのアピールに力が入る。北京モーターショー14の会場に展示された新型マスタングは、5.0リットルV8搭載車と、2.3リットル直4ターボ搭載車の2種類。とくに、直噴2.3リットル直列4気筒ガソリンターボ「エコブースト」は、最大出力305ps以上、最大トルク41.5kgm以上を発生。従来の自然吸気の3.7リットルV型6気筒ガソリンの最大出力300ps、最大トルク41.5kgmを上回るスペックを獲得する。それでいて、ダウンサイジングユニットならではの燃費の良さも併せ持つ。北京モーターショー14の会場には、「マスタングゾーン」を設置。歴代モデルの人気投票や、パネル展示などが行われている。
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