ホンダは4月15日までに、2015年の発売を計画している軽自動車スポーツカーの『S660』の生産を、子会社の八千代工業・四日市製作所で行うことを決めた。生産数量などは未定。
八千代はホンダが2011年末から投入している「N」シリーズ以外の軽自動車を同製作所で生産している。車種は『ライフ』や『バモス』、商用車の『アクティ』シリーズなどで、2013年の生産は約5万2000台だった。
福祉車両や特装車なども手掛けており、少量生産のノウハウも蓄積していることから、委託先になったようだ。ホンダの軽スポーツは1991年から96年まで販売していた『ビート』以来の商品化であり、13年の東京モーターショーに出品されたコンセプトモデルが注目を集めた。