【東京モーターショー13】BMW コンセプト アクティブ ツアラー アウトドア、日本初公開

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ドイツの高級車メーカー、BMWは11月8日、11月20日に開幕する東京モーターショー13において、『コンセプト アクティブ ツアラー アウトドア』を日本初公開すると発表した。

2012年9月、BMWはパリモーターショー12に『コンセプト アクティブ ツアラー』を出品。BMWが近い将来、小型MPV市場への参入を示唆したコンセプトカー。コンパクトボディでありながら、様々な用途に対応可能なフレキシブルな室内空間を併せ持っている。

小型ボディで広い室内を実現するため、BMWは駆動方式に新たな試みを導入。BMWといえば、これまでFR駆動を基本としてきた。しかし、コンセプト アクティブ ツアラーについて、BMWは「エンジンは後輪を駆動せず、前輪を駆動する」と説明。BMWブランドとして初めて、FF方式を採用する。

東京モーターショー13において、BMWが日本初公開するコンセプト アクティブ ツアラー アウトドアは、コンセプト アクティブ ツアラーの発展版。内外装を、アウトドアを意識したレジャービークルに仕立てた。室内に2台の自転車が積載できるキャリアを装備するなど、様々なレジャー活動のためのスマートなアイデアを盛り込む。

パワートレインは、PHV(プラグインハイブリッド)。フロントに置かれた新開発の1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンが、前輪を駆動。リアアクスルに置かれるモーターが後輪を駆動する4WDだ。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は、190ps。0‐100km/h加速は8秒以下、最高速はおよそ200km/h。最大30kmをEV走行できる効果もあり、欧州複合モード燃費は約40km/リットル、CO2排出量60g/km以下と、環境性能は優秀。

BMW は、「コンセプト アクティブ ツアラー アウトドアは、コンパクトセグメント車の新たな要件に対して、ベストなソリューションを提案する」と説明している。

《森脇稔》

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