イタリアの自動車大手、フィアットの米国法人、フィアットブランドノースアメリカは10月11日、ハリウッドセレブがカスタマイズしたフィアット『500e』を、チャリティオークションに出品すると発表した。
このチャリティオークションは、「Into the Green」と命名。ハリウッドセレブがカスタマイズを手がけた10台のフィアット500eが、オークションに出品される。
カスタマイズのアイデアを提案するハリウッドセレブが、豪華な顔ぶれ。ヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイ、クリント・イーストウッド、ロン・ハワード、バーブラ・ストライサンド、ハンス・ジマーらが名前を連ねる。
500eは、フィアット『500』をベースに開発された市販EV で、2012年11月、ロサンゼルスモーターショー12で発表。フィアットと提携関係にあるクライスラーグループが開発したEVパワートレインは、モーターが最大出力111ps、最大トルク20.4kgmを発生する。二次電池は、蓄電容量24kWhのリチウムイオンバッテリー。充電は120Vソケットで約24時間、240Vソケットなら4時間以内で完了。
米国EPA(環境保護局)が認定したフィアット500eの電費性能は、市街地122MPGe、高速108MPGe、複合モード116MPGe。1回の充電で、最大約140kmが走行できる。