フィアットは、AmpleおよびFree2moveとの協力により、5分でバッテリー交換が可能な革新的技術を導入すると発表した。この技術は電動化における大きな障壁の一つである充電時間の問題を解決する画期的なソリューションという。
初期段階では、スペイン・マドリードにAmpleのバッテリー交換ステーションを設置し、この新技術の実証実験を行う。Free2moveによる複数のフィアット『500e』がすでにマドリードで運用されており、2025年中頃までに100台まで拡大する予定だ。
フィアットのCEOでステランティスのグローバルCMOを務めるオリビエ・フランソワ氏は、「フィアットは持続可能なモビリティにコミットしている。この新しいバッテリー交換技術は、バッテリー切れへの不安を大幅に軽減し、充電時間を劇的に短縮する」と述べた。