ルノーのカングーのEV、累計販売1万台…発売から約2年

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累計1万台目が引き渡されたルノーのEV、カングーZ.E.
  • 累計1万台目が引き渡されたルノーのEV、カングーZ.E.

フランスの自動車大手、ルノーは9月13日、EVの『カングーZ.E.』の累計販売台数が、1万台に到達したと発表した。

カングーZ.E.は2011年末、欧州市場で発売。ルノーの主力商用バン&MPV、『カングー』のEVバージョンだ。累計販売1万台は、発売から約2年で達成した記録となる。

カングーZ.E.は、最大出力60ps、最大トルク23kgmを発生するモーターを搭載。二次電池は蓄電容量22kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大170kmを走行できる。

9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー13の会場で、ルノーは累計1万台目のカングーZ.E.を顧客の企業に引き渡し。この車両は、ドイツの鉄道の保守部門が使用する予定。

カングーZ.E.は、フランス工場で生産され、欧州20か国で販売中。ルノーは、「カングーZ.E.の顧客の95%が、快適性や静粛性、積載性などの面で、満足と回答した」と説明している。

《森脇稔》

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