中国で4月20日に開幕した上海モーターショー13。BMWブースの主役は、『コンセプトX4』が務めた。コンセプトX4は、BMWのSUV、「Xモデル」に新たな車種ラインナップとして加わる『X4』を示唆したスタディモデル。現時点ではコンセプトカーだが、ほぼこのままの姿で、2014年に市販されることが確定している。BMWのXモデルには、すでに『X5』のクーペ版として、『X6』をラインナップ。これと同じ考え方で、BMWはX4を『X3』のクーペバージョンとして市販に移す。そのデザインは、ルーフの後部を傾斜させたクーペフォルムが特徴。BMWはコンセプトX4のことを、X6と同じく、「スポーツ・アクティビティ・クーペ」と呼ぶ。コンセプトX4のボディサイズは、全長4648×全幅1915×全高1622mm、ホイールベース2810mm。X3(全長4650×全幅1880×全高1675mm、ホイールベース2810mm)とほぼ重なる。最大の違いは全高がX3よりも53mm低いこと。X3よりもスポーティな性格が強調された。コンセプトX4の市販版のX4は、X3やX5、X6と同じく、BMWの米国サウスカロライナ州スパータンバーグ工場で生産される予定。BMWは「スポーツ・アクティビティ・クーペの歴史に、次の章が加わる」と説明している。
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