英国の高級SUVメーカー、ランドローバーは4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13において、新型『レンジローバー スポーツ』をアジア初公開した。
新型レンジローバー スポーツは3月末、米国で開催されたニューヨークモーターショー13でワールドプレミア。それから1か月を経ずして、同車がアジアプレミアを果たした。もちろん新型は、中国市場にも導入される。
新型レンジローバー スポーツは、ランドローバー史上、最速のプレミアムスポーツSUVをテーマに登場。その開発は、新型『レンジローバー』と並行して進められた。新型レンジローバー同様、大幅な軽量化を達成しているのが、新型レンジローバー スポーツの特徴。
ランドローバーによると、新型はオールアルミボディ構造の採用などにより、先代比で最大420kgも軽量化。エンジンは、ガソリンが5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーで、最大出力510psを発生。トランスミッションはZF製の8速ATを組み合せた。0‐96km/h加速は5秒以下と、SUVとしては異例の加速性能を誇る。
上海モーターショー13のプレスカンファレンスにおいて、同社は、「新型レンジローバースポーツは、ランドローバーの歴史において、最速かつ最も機敏、レスポンスに優れるモデル」と述べ、高い自信を示している。