3月のVWグループ世界新車販売、0.2%増の86万台

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フォルクスワーゲン・パサート(北米仕様)
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フォルクスワーゲングループは4月12日、3月の世界新車販売の結果を公表した。アウディやセアト、シュコダを含むグループ全体の総販売台数は、86万4400台以上。前年同月比は0.2%増と、微増だった。

2013年1-3月実績を市場別で見ると、単一国としては最大市場の中国(香港を含む)が、前年同期比21.3%増の76万9200台と好調。中国を含めたアジア太平洋地域では、18.5%増の86万0700台を販売する。

また北米は、前年同期比14.9%増の20万5700台。このうち米国は、14.7%増の14万2800台を売り上げる。米国での販売の主力は、北米専用セダンの新型『パサート』。

また欧州は、前年同期比5.9%減の88万1600台と不振。このうち、西欧(ドイツを除く)は信用不安の影響で、5.9%減の47万7400台にとどまった。地元のドイツも7.2%減の26万2100台と前年実績を割り込む。

2013年1-3月のグループ全体の世界新車販売台数は、前年同期比5.1%増の227万台。ブランド別では、フォルクスワーゲン乗用車部門が前年同期比5.2%増の143万台。アウディは6.8%増の36万9500台。シュコダは9.2%減の22万0400台と落ち込んだ。セアトは8.7%増の8万7100台だった。

《森脇稔》

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