ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、「2013ワールドパフォーマンスカーオブザイヤー」の最終選考3台を発表した。
同賞はワールドカーオブザイヤーと同時に発表されるもので、2012年に発売されたスポーツモデルの中から、世界約60名のジャーリストの投票によってベストな1台を選出する。年間生産台数は500台以上が条件だ。
2013ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーの最終選考3台は以下の通り。
●フェラーリF12ベルリネッタ
●ポルシェ・ボクスター/ケイマン
●トヨタ86/スバルBRZ
日本車からは、新型FRスポーツカーのトヨタ『86』とスバル『BRZ』が唯一、最終選考に駒を進めた。2013ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーは、86とBRZが、フェラーリ『F12ベルリネッタ』とポルシェ『ボクスター/ケイマン』という、欧州の高級ハイパフォーマンスカーに挑む構図。
また、2次選考に残っていたアストンマーチン『ヴァンキッシュ』、アウディ『RS5』、BMW 『M6』/ 『M135i』、メルセデスベンツ『SL63AMG』/『SLS AMGロードスター』、ルノー『クリオ(ルーテシア)・ルノースポール』は、脱落している。
2013ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーは3月27日、米国で開幕するニューヨークモーターショー13の会場で発表される。過去の結果は、2006年がポルシェ『ケイマンS』、2007年がアウディ『RS4』、2008年がアウディ『R8』、2009年が日産『GT-R』、2010年がアウディ『R8V10』、2011年がフェラーリ『458イタリア』、2012年が新型ポルシェ『911』だ。