米国の大手調査会社、J.D.パワー・アンド・アソシエイツは12月21日、インド自動車商品魅力度(APEAL)調査の結果を明らかにした。
調査は今回が14回目。インド国内において、2011年11月から2012年7月の間に新車を購入したユーザーが対象だ。質問項目は、内外装、動力性能、操作性、安全性など10カテゴリー。インドの8000名以上のユーザーから回答を得た。
調査結果は、1000点満点。この数値が高いほど、顧客の愛車に対する魅力度が高いことを意味する。6カテゴリーの上位2-3車の結果は以下の通り。
コンパクトカー
1:スズキ・エスティロ(837点)
1:シボレー・スパーク(837点)※同率
3:ヒュンダイi10(833点)
プレミアムコンパクト
1:ホンダ・フィット(866点)
2:スズキ・スイフト(855点)
3:ホンダ・ブリオ(851点)
エントリーミッドサイズカー
1:スズキ・スイフトDZire(841点)
2:タタ・インディゴ/マリーナ/CS(838点)
3:トヨタ・エティオス(829点)
ミッドサイズカー
1:スズキ・SX4(853点)
1:日産サニー(853点)※同率
3:シュコダ・ラピッド(852点)
MUV/MPV
1:トヨタ・イノーバ(872点)
2:マヒンドラ・Xylo(835点)
3:マヒンドラ・ボレロ(827点)
SUV
1:トヨタ・フォーチュナー(877点)
2:マヒンドラ・XUV500(859点)
3:タタ・サファリDiCOR(855点)
インドで最大シェアを誇るスズキの現地法人、マルチスズキが、コンパクトカーとエントリーミッドサイズ、ミッドサイズの3部門で首位。トヨタも、SUVとミニバンなどのMPV部門の2部門を制し、このカテゴリーでの強さを見せる。
また、ホンダもプレミアムコンパクトカー部門、日産もミッドサイズカー部門で1位と、日本メーカーが全6部門全てでナンバーワンという日本車優位の結果となった。