23日、中国で開幕した北京モーターショー12。シトロエンブースの主役は、コンセプトカーの『NUMERO 9』だ。NUMERO 9は、シトロエンの未来の大型サルーンを示唆したコンセプトカー。ボディサイズは、全長4930×全幅1940×全高1270mm、ホイールベース3000mmという堂々としたもの。それでいて、ハッチバック風のデザインが強いインパクトを与える。先進のプラグインハイブリッド車(PHV)である点も、NUMERO 9の特徴。エンジンは直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「THP」で、最大出力は225ps、最大トルクは28kgm。リアアクスルに置かれるモーターは、最大出力70ps、最大トルク20.4kgmを発生する。車両重量は1500kgと、大型サルーンとしては軽量。その効果もあって、0-100km/h加速は5.4秒、最高速は244km/hのパフォーマンスを備える。EVモードで最大50km走行できることもあり、欧州複合モード燃費58.8km/リットル、CO2排出量39g/kmと、環境性能は優秀だ。気になるのは、このNUMERO 9の市販化について。シトロエンは、「年内にDSシリーズを中国で発売。NUMERO 9は次なるDSシリーズ車のスタイリングに影響を与えるだろう」とコメント。このNUMERO 9の市販版が近い将来、『DS9』として登場する可能性がありそうだ。
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