全体相場は続伸。
米国市場の上昇を受け、輸出関連株、金融株を中心に買いが先行。北朝鮮がミサイル発射に失敗したとことで地政学的リスクが後退し、買い安心感を誘った。しかし、中国の1〜3月のGDP(国内総生産)成長率が鈍化したとから、輸出関連株の一部が急速に伸び悩んだ。
平均株価は前日比113円20銭高の9637円99銭と続伸。6日以来5営業日ぶりに9600円台を回復した。
自動車株は高安まちまち。マツダが4円高の137円と続伸。日野自動車、いすゞもしっかり。
トヨタ自動車が5円安の3325円と反落。大手外資系証券が先進国向け自動車事業の収益改善見込みから目標株価を3250円から3900円に引き上げたことも好感され、一時55円高の3385円まで急伸。しかし、引けにかけてマイナス圏に沈んだ。
ホンダも5円安の2925円と反落し、日産自動車が5円安の825円と続落。こうした中、富士重工が620円、三菱自動車が90円で変わらず。