トヨタ自動車が、2012年のルマン24時間耐久レースやWEC(世界耐久選手権)に投入する新型レーシングカー、「TS030ハイブリッド」。同車の初テストのオンボード映像が、ネット上で公開されている。
このテストは1月末、フランスのポールリカールで行われたもの。5月5日にベルギーで開催されるWEC第2戦、「スパ・フランコルシャン6時間」での実戦デビューに向けて、TS030ハイブリッドがシェイクダウンを行ったのだ。
TS030ハイブリッドには、新開発の3.4リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載。フロントにアイシンエィ・ダブリュ製、リアにデンソー製のモーターを組み合わせる。また二次電池の役割として、日清紡ホールディングスが開発したキャパシタストレージを採用する。
アレックス・ブルツ選手のドライブによるTS030ハイブリッドの迫力のオンボード映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。