【BMW i 日本公開】サブブランドとしての接続性

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BMW(ジャパン)は、東京モーターショーに先駆け、報道陣にアジアプレミアとなるBMW『i3』と『i8』を公開した。

BMWのサブブランドとしてスタートしたBMW iのデザインは、親ブランドのBMWとの接続性を感じさせるデザインを持たされている。

BMW iインテリアデザイン責任者のダニエル・スタークさんは、最も特徴的なキドニーグリルを挙げる。「BMWといえばキドニーグリルです。当然BMW iのフロントにもあるのですが、よりエッジを効かせ、かつブルーのラインが入っています。そして、エンブレムの周りにもブルーのリングがあります」。

さらに、BMWのCピラーにあるホフマイスターキンクは、「BMW iではストリームフロー(サイド中心から後ろに抜ける上下のウインドウのライン)といっていますが、よりダイナミックな前進するイメージを訴えています」とし、BMWであるということを認識してもらうことにまず注力したと話す。

そして、BMW iの特徴として、「BMWのヘッドライトはダブルラウンドのライトになっていますが、BMW iはU字型のライトです。ダブルラウンドのライトはより引き締まった感じを受けますが、これはもっと世界に向けてオープンな、開いている感じを表現しました」(スタークさん)。

スタークさんはボディカラーに使われている3色の意味について、「これはレイヤリングコンセプト、層を重ねるということに基づいて3色を使っているのです」という。つまり、「黒はライフモジュールの個所で使われています。そして、シルバーはプロテクション部分。青はエアロダイナミクスの部分。この青はストリームブルーを使っていますが、これはBMW iのイメージカラーです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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