全体相場は3日続落。欧州債務不安の再燃、米国市場の下落を受け、輸出関連株を中心に幅広い銘柄に売りが先行した。FOMC(米連邦公開市場委員会)など海外のイベントを見極めたいとのムードが強まり、取引は低調。
平均株価は前日比195円10銭安の8640円42銭と、10月7日以来の水準に下落した。円相場が対ドル、対ユーロで強含んだことも重しになり、自動車株は全面安。
マツダが9円安の158円と軟調。欧州関連株として売りに押されたもよう。トヨタ自動車が91円安の2505円と年初来安値に迫り、ホンダが102円安の2304円と大幅下落。
日産自動車も20円安の701円と下落したが、引け後に今3月期業績を上方修正。世界販売台数も460万台から475万台に修正しており、市場の注目を集めそうだ。