トヨタ自動車は、10日に開幕したデトロイトモーターショーにおいて、コンセプトカーの『プリウスc』を初公開した。プリウスcは、『プリウスv』とともに企画された『プリウス』の派生モデル。プリウスvはファミリー層を狙ったミニバンだったが、このプリウスcは、タウンユースを想定した小型ハッチバックタイプの入門ハイブリッド車だ。車名の「c」とは、シティの意味。都市部に住み、エコに関心の高い若い独身層やカップルをターゲットに、低燃費で低価格、運転して楽しい新しいプリウスを提案する。ボディは5ドアハッチバック。そのデザインは2010年のデトロイトモーターショーに出品したコンセプトカー、『FT-CH』の延長線上にある。プリウスcのボディサイズは未公表だが、FT-CHが全長3895×全幅1695×全高1400mmだったから、『ヴィッツ』並みのコンパクトボディということになる。ハイブリッドシステムの詳細は公表されていない。しかし、プリウスよりもボディサイズが小型で、燃費性能をさらに追求することから、エンジン排気量はプリウスの1.8リットルよりも小さいと推測できる。トヨタは米国において、ハイブリッド車で最も知名度の高いプリウスを独立したシリーズと位置づけ、車種ラインナップを拡大する戦略。プリウスcは現時点ではコンセプトカーだが、米国では2012年前半に市販されることがアナウンスされている。
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