12〜14日の3日間、SUPER GT特別戦「FUJI SPRINT CUP 2010」が富士スピードウェイ(静岡県)で行われ、ビヨン・ビルドハイム/伊藤大輔組の『ENEOS SC430』が、2回の決勝レース総合したJAFグランプリを獲得した。
2位は、リチャード・ライアン/立川祐路組『ZENT CERUMO SC430』、3位は、石浦宏明/大嶋和也組『MJ KRAFT SC430』。
13日のGT500クラス第1レースは「#38 ZENT CERUMO SC430」のリチャード・ライアンが、14日のGT500クラス第2レースは「#6 ENEOS SC430」の伊藤大輔が、それぞれ優勝している。両チーム2日間のポイントが同一のため、第1レースと第2レースの所要時間を合算して短い時間であった、ENEOSチームが1位、ZENT CERUMOチームが2位となった。
特別戦は、ローリングスタートではなくグリッドに停止した状態から一斉にスタートするスタンディングスタートを採用するなど、シリーズ戦とは違い約100kmの超スプリントレース。シリーズ戦では混走となるGT500クラスとGT300クラスが別々に走り、ウェイトハンディもなく、決勝レースはそれぞれのドライバーが1人で走り切った。