【新聞ウォッチ】火花散らすEV競争、トヨタも iQ ベースに2012年投入

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  • テスラ・ジャパン・ショールーム
  • キャンター新型発表会(11日)
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2010年11月12日付

●トヨタ、独自EV 12年国内販売(読売・10面)

●記録媒体「壊して捨てた」海上保安官、投稿自宅で削除(朝日・1面)

●法人税来年度5%下げ、政府税調が最終調整(朝日・1面)

●光岡自動車初の海外生産、タイで来年1月、輸出も(朝日・13面)

●トラック新興国志向、低価格車の開発に力(朝日・13 面)

●三菱自リコール、9車種24万台、エンストの恐れ(朝日・37面)

●売れる「認定中古車」状態良好保証で安心、「補助金後」需要下支え(毎日・7面)

●全車種無段変速に、富士重工国内大手初、24年にも(産経・10面)

●三菱ふそう、キャンター、8年ぶり刷新(東京・7面)

●デンソー、ブラジルに開発拠点、12年、低コスト技術磨く(日経・9面)

●中古車登録10月3%減、新車販売減響く(日経・11面)

●電気自動車、GE、2万5000台購入、15年までに、GMから半数(日経・11面)

●光岡自動車が「我流」全面改良(日経・11面)

●電気自動車、急速充電器30カ所に、都公社、23区内に重点(日経・39面)


ひとくちコメント

トヨタ自動車が2012年をめどに国内で独自の電気自動車(EV)を発売する方針という。11日付の東京・朝刊が報じたほか、きょうも各紙が大きく取り上げている。

それによると、車体の長さが3mを切る超小型車『iQ』がベースで、1回の充電による走行距離が100km超で、都市部などでの近距離用を想定している。米国や中国などへの投入も検討しているそうだ。

EVをめぐる競争は、すでに先行する三菱自動車が『アイ・ ミーブ』(i-MiEV)を量産化しているほか、富士重工もスバル『プラグインステラ』を販売中。さらに、日産自動車が12月に『リーフ』を発売する。ホンダも今年7月、2012年にも小型EVの発売を表明。来週17日に開幕する米ロサンゼルスモーターショーで試作車を公開する予定という。

ハイブリッド車をエコカーの主軸とするトヨタも、今年5月には豊田章男社長の肝煎りで米EVベンチャーのテスラモーターズに出資。米国で販売する『RAV4』ベースのEVをテスラと共同開発中だが、独自の新型EVを国内に投入する計画は明らかにされていなかった。

そんな中、きょう12日午後には、提携先のテスラモーターズのイーロン・マスクCEOが来日し、東京・南青山のショールームで豊田社長にEVスポーツカーの新型ロードスターを贈呈するセレモニーが行われる。両首脳との記者懇談会も予定されており、iQベースのEV投入のニュースは、そのお膳立ての話題としても格好のタイミングである。
《福田俊之》

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