ホンダ米国販売19.8%増、オデッセイ 新型が人気…10月実績

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オデッセイ(北米仕様)
  • オデッセイ(北米仕様)
  • アコード(日本名:インスパイア)
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米国ホンダは3日、10月の新車セールスの結果をまとめた。総販売台数は9万8811台で、前年同月比は19.8%増(季節調整済み)。2か月連続で前年実績を上回った。

ホンダブランドの乗用車系では、主力車種の『アコード』(日本名:『インスパイア』)が前年同月比8.8%増の2万4344台と、2か月連続のプラス。この中で、09年11月に発売された『アコードクロスツアー』は、2893台を占める。『シビック』は11.9%増の1万7121台と、2か月連続で前年実績を上回った。

『フィット』は前年同月比22.7%増の4378台と、2か月連続で増加。ハイブリッドでは、新型『CR-Z』が1419台と、9月の1236台を上回る良好な立ち上がり。『インサイト』も17.2%増の1965台を売り上げる。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、9月30日に新型を発売した『オデッセイ』が、前年同月比52.2%増の9955台と人気。大型SUVの『パイロット』も、33.6%増の8169台と、8か月連続のプラスとなった。主力車種の『CR‐V』も1万8040台をセールスし、前年同月比は19.4%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

アキュラブランドの乗用車系では、主力の『TSX』が前年同月比1.6%増の2251台と、2か月連続で増加。『TL』も25.6%増の3042台と、2か月続けてプラスとなった。『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)は、67.9%増と5か月連続でプラスとなり、251台を登録する。

SUVでは、09年12月にマイナーチェンジを受けた『MDX』が、前年同月比6.7%増の3945台と10か月連続で増加。『RDX』も44.7%増の1328台と、9か月連続でプラスとなった。09年12月に発売された新型『ZDX』は、194台を売り上げている。

米国ホンダの今年1‐10月累計販売は、前年同期比5.1%増の101万1247台と、100万台を突破。米国ホンダのジョン・メンデル副社長は、「10月は、新型オデッセイが力強いスタートを決めた」と語り、今後の同車の販売に期待を寄せている。

《森脇稔》

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