ポルシェが開発中と噂される『カイエン』の小型版SUV。そのネーミングは、『ケイジャン』(CAJUN)が有力だという。
これは27日、ドイツの週刊誌、『シュピーゲル』が報じたもの。同誌のインタビューに応じたフォルクスワーゲングループのマルティン・ヴィンターコルンCEOは、「ポルシェはカイエンの小型版を発売する。その車名は、ケイジャンとなるだろう」と語った。
ケイジャンとは、米国ルイジアナ州などに住むフランス系移民に由来したネーミング。ケイジャンは、アウディ『Q5』のプラットホームをベースとし、2014年には市販される見込みだという。
フォルクスワーゲングループは傘下のポルシェの世界販売を、現在の2倍に当たる年間15万台規模へ引き上げる計画。そのために、『911』『ボクスター/ケイマン』『カイエン』『パナメーラ』に続く第5のバリエーションが必要ということだろう。
ベイビーカイエンといえるケイジャン。適度なボディサイズということもあり、日本でもヒットする可能性が高いといえそうだ。