VW、ブルーモーションを拡大展開…全9車種

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フォルクスワーゲンは4日、「ブルーモーション」を拡大展開すると発表した。欧州では全9車種に「ブルーモーションテクノロジーパッケージ」が用意される。

2009年3月のジュネーブモーターショーで発表されたブルーモーションテクノロジーパッケージは、環境性能を徹底追求した新シリーズ。エンジンだけでなく、アイドリングストップの採用、エアロダイナミクスの向上、ブレーキエネルギー回生システムの導入などにより、トータルで環境性能を高めている。

今回、フォルクスワーゲンは合計9車種にブルーモーションテクノロジーパッケージを展開。1.6リットル直4ターボディーゼルの「TDI」(105ps)を積む『ゴルフ』、『ゴルフプラス』、2.0リットル直4ターボディーゼルの「TDI」(143ps)を積む『ティグアン』、『パサートセダン』、『パサートヴァリアント』、『パサートCC』に、このパッケージを用意した。

また、ガソリン車では1.4リットル直4ターボ「TSI」(122ps)を搭載する『シロッコ』、『イオス』、ティグアンに、ブルーモーションテクノロジーパッケージが設定される。

フォルクスワーゲンはこのパッケージとは別に、「ブルーモーション」グレードもゴルフ、『ポロ』、パサートなどに用意。欧州で販売が開始されたパサートブルーモーションは、1.6リットル直4ターボディーゼルの「TDI」(105ps)を搭載。欧州複合モード燃費22.73km/リットル、CO2排出量114g/kmと、クラストップレベルを実現。ドイツでの価格は2万7850ユーロ(約375万円)からとなっている。

《森脇稔》

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