米国EPA(環境保護局)は15日、「2010燃費ガイド」を発表した。燃費ベストランキングでは、トヨタ『プリウス』が市街地21.68km/リットル、高速20.4km/リットルで、4年連続の第1位に輝いた。2010燃費ガイドは、環境保護局と米エネルギー省が、毎年公表。米国で販売される2010年モデルの乗用車とライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)の燃費性能を1冊にまとめた。日本のカタログ燃費(JC08モード)と比較すると、実際の走行状況に即した燃費数値となっているのが特徴だ。燃費ベスト10は以下の通り。(単位はkm/リットル)車名 市街地燃費 高速燃費1:トヨタ・プリウス 21.68 20.42:フォード・フュージョン・ハイブリッド 17.43 15.33:ホンダ・シビック・ハイブリッド 17 19.134:ホンダ・インサイト 17 18.285:レクサスHS250h 14.88 14.456:日産アルティマ・ハイブリッド 14.88 14.037:フォード・エスケープ・ハイブリッド 14.45 13.188:スマート・フォーツー 14.03 17.439:トヨタ・カムリ・ハイブリッド 14.03 14.4510:レクサスRX450h 13.6 11.9ベスト10内の9車種がハイブリッドで、その内訳はトヨタが4車種、ホンダとフォードが2車種ずつ、日産が1車種。ハイブリッド以外では、唯一8位にスマート『フォーツー』がランクした。プリウスは2007年から4年連続の首位をキープ。ちなみに06年は、ホンダの旧『インサイト』が第1位だった。今年デビューした新型プリウスのEPA燃費は、先代の市街地20.4km/リットル、高速19.13km/リットルに対して、約6.5%改善している。前回のEPA燃費ベスト10ランキングには、7 - 8位にフォルクスワーゲン『ジェッタ』のクリーンディーゼル「TDI」(MT、AT)、9 - 10位にトヨタ『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』、MT、AT)が顔を出していた。しかし、今回はハイブリッドのオンパレードといえる状況。米国でのハイブリッド人気に、ますます拍車がかかりそうだ。
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