全体相場は10日ぶりに反落。前日まで9連騰とあって高値警戒感が台頭。政局や企業業績の方向性を見極めたいとのムードから利益確定売りが先行する展開となった。
もっとも、景気の先行きに対する警戒感の後退から買い意欲も強く、平均株価は1円40銭安の1万0087円26銭と極めて小幅な下げで終わった。円相場が1ドル=95円水準の動きとなったことから、自動車株は堅調だった。
トヨタ自動車が前日比20円高の3810円、日産自動車が10円高の626円と続伸。いすゞ、マツダや日野自動車がしっかり。
こうした中、ホンダが5円安の2740円と12日ぶりに小反落。ダイハツ工業も2円安の1043円と反落した。