ヤマハ発動機は27日、オートバイ『ヤマハトレールウェイ』『トレールウェイ』2車種の後輪ショックアブソーバに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、1987年3月10日-2001年1月9日に製作された5万3814台。
後輪ショックアブソーバの下側取付部の強度が不足しているため、走行中の振動により取付部の溶接に亀裂が発生し、取付部が破損して車両姿勢が不安定になるおそれがある。
全車両、後輪ショックアブソーバを点検し、対象となるショックアブソーバが取り付けられているものはショックアブソーバ一式を対策品と交換するとともに、取付部周辺部品も新品と交換する。
不具合発生件数は6件で、市場からの情報と国土交通省からの指摘で発見した。人身事故が1件起きている。